銀座の取り組み

2020.12.17 社内木鶏会感想文(渡邉 晴美)

2021.01.26

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先日、環境整備で上越店に伺った。全員で一通り掃除が終わった後、ふと男子トイレを覗くと女性スタッフの影が見えた。彼女はひざまずき、便器下の陶器の蓋をひっくり返してへばりついたヘドロのようなアカをブラシで擦り落としていた。ドロドロの汚れが流れ、異臭がする。「気にしないでください!私一人で大丈夫ですから!」と彼女は笑顔で掃除を続ける。私も参加させてもらいアカ取りを始めた。正直、最初は気持ち悪かった。でも磨いているうちにいつの間にか、便器に顔をつっこんで細部まで磨き2つの便器はピカピカになった。「トイレは舐められる程磨け!」と死んだ父によく言われたが、正にそのくらいキレイになった。彼女は「お客様、きっと喜んでく使ってくださいますね!」と言い、私も清々しい気持ちにさせてもらった。

人知れず一番汚い仕事を率先して取り組む姿に感動した。こんな素晴らしいスタッフがいてくれるから気持ちがお客様に伝わり、当店に足を運んで下さるのだ。損得関係なく誰かの為にがんばる思いが、運命を良い方向に開いていくのだと思う。見習うべき姿を上越店で学ばせて頂いた。ありがとうございます。

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